マリアンヌさんの食器




 
マリアンヌさんの食器が入荷しました
ヨーテボリの工房で作られた定番のカップのほか花瓶やジャグなど
ユニークな作品郡です。

 
SWEDENのアートクラフト全体に言えることですが、
マリアンヌさんの作品も工芸の言葉が持つ重厚さから放たれた軽快さがあります。
そもそもSWEDENのアートクラフトが重厚さとは縁のない
農民道具、催事用具などの伝統工芸品をルーツにあることが理由かもしれません。
そこには、夏至を祝う純粋な村の人々の祭=美しさという
土着的な価値観が根付いています。
作品になったような独特の表現方法です。
 
マリアンヌさんの仕事場の壁面には
白い画用紙に青い水彩で描かれた
アイデアスケッチが貼られていました。
頭の中で思いついたアイデア、
伝達を目的としない走り書きのような
喜びに溢れたスケッチ。
そのスケッチが紙から飛び出したような陶器です。

 
白樺の籠 ワークショップのこと
この度
土曜日、日曜日に開催致しました白樺ワークショップ、
無事終了しました。
スウェーデンからブロールさんを、
そして日本の白樺作家河内山さんお二人を講師に迎え
パンかごと蓋付き籠を皆さんと一緒に制作しました。

ご参加頂いた皆様には心より感謝しております。

ワークショップでは色々と不慣れなことも
皆様にはご迷惑をお掛けしたこともあったかと思いますが
優しいお言葉を掛けて頂き、本当に本当に有り難うございました!

11月にはスウェーデンのクリスマス飾りヒンメリ制作と
リボン織りのワークショップを企画しております。
こちらで詳細が決まりましたらお知らせさせて頂きます。
こまつまりこのしごと展のこと


土曜日にこまつまりこさんのしごと展が始まりました。
初日から多くのお客様に御来店頂きました事心より感謝申し上げます。
大きなライオンさんやふとっちょ子豚君達など新作のお人形のお披露目となりました。
半年以上かけて丁寧につくられた作品です。
多くの作品は気に入って頂いたお客様の元へ行く事が決まりましたが
全てのお人形は最終日まで展示しております。
是非、足をお運び頂ければ嬉しく思います。



 
色々 のこと

あっという間に6月をむかえ
梅雨の時期となって参りました。

改めまして、
ゴールデンウィークでは多くの方に
ご来店頂きましたこと心よりお礼申し上げます。
有り難うございました。
また6月に開催予定の白樺ワークショップも
無事に満席となりました。
(ご反響頂き、席数を上回ったため多少皆様には
お席が狭くなってしまうかと思いますが
何卒御了承頂きます様にお願い申し上げます)
今回、ワークショップのお茶菓子にはありんこ菓子店さんに
ご協力頂く事となりました。
合わせて楽しみにして頂ければと思います。
小松まり子さんの展示も着々と準備を進めさせて頂いております。
6月は買い付けも重なり盛りだくさん!
梅雨の時期を最高に楽しんで頂けるよう努力致します。
そして、クレア6月号ではすこ〜し築地のお話をさせて頂きました。
お時間あったらこちらもご覧頂ければ。
また8月もイベントを模索中。こちらは一段落つきましたら
是非ご報告させて下さい。


息子君もおかげさまですくすく育っております。
皆様にお声を掛けて頂き有り難い限りです。

旦那さんと半々での子育てとなるので、二人との待ち合わせ
場所は千ヶ滝の畔で。一日、一日と若葉の芽吹きはかわっていきます。

きっとまた小松まり子さんの展示とワークショップの頃には
軽井沢の木々の色は一層濃くなることかと思います。
どうぞ皆様、是非軽井沢へお出かけ下さい。




 
「こまつまりこのしごと」展 6月27日(土曜日)より開催 のこと


今年は例年に比べ早く感じた軽井沢の新緑。
若葉の色が目にも眩しい毎日ですが、
そんな美しい季節と共にこちらもはじまります、
「こまつまりこのしごと」展。

今回は展示前に作品をお借りする事ができたので
合わせてのご挨拶となります。

いやはやこの子達がすでに可愛すぎて、まだ見ぬ新作の動物達は
どんな展開になるのか、楽しみで楽しみで。

展示ではおなじみのソッコちゃんシリーズから
新作の動物シリーズを一つ一つ、丁寧に仕上げて下さっています。

皆様にこの機会を通して作家 小松まり子さんのお仕事をご案内出来る事、
本当に嬉しく、何よりも私達の楽しみとなっております。

ましてや、この子達を見てしまったら、もう、次はどんな子達が
彼女の手からつくり出されて、どんな物語とともに彼女の頭の中を
駆け巡っているのだろうと・・・と、想像すると
その柔らかくもあたたかな独創性に溜め息がでるばかりです。

展示は6月27日(土曜日)よりはじまります。
多くの皆様のご来店、スタッフ一同お待ち申し上げております。





 
白樺ワークショップ スウェーデン人作家ブロールさんと河内山じゅんこさん のこと


はじまりました!ゴールデンウィーク。
こちら軽井沢は気付けば桜や山桜、水仙にすみれと
目の前は春一色に彩られております。
本当に気持ちのいい季節。
ゴールデンウィークもきっと素晴らしいお天気に恵まれる事とおもいます。

さて、この度、スウェーデン人白樺作家のブロールさんと
そのお弟子さんでもある河内山 じゅんこさんをおむかえし
白樺籠細工のワークショップを開催致します。
ブロールもじゅんこさんも私達夫婦がスウェーデン時代からお世話に
なっているお二人となります。
ここ軽井沢のNATURでお二人とともにお客様をおむかえできること
本当に嬉しく感じます。

詳細になりますが、ワークショップは2日間となります。

開始日
第一回6月27日(土曜日)
第二回6月28日(日曜日)
 
時刻
13時開始〜3時間程を予定
第一回目パンかご制作 授業料4,000円
第二回目鍵付きバスケット 授業料7,000円

 
持ち物
ハサミ カッター 鉛筆 エプロン お持ち帰り用の袋
制作時間の合間に、お茶とお菓子をご用意し、
ブロールさんの暮らしをプロジェクターにて
皆様へご紹介させて頂きます。
 
以上となります。

アニカさんのワークショップ同様、定員は一日10名様とさせて頂きます。
ご予約につきましては大変申し訳ないのですが
メールでのご予約はお受け出来ず、店舗へ直接お問い合わせ頂ければとおもいます。
(電話 0267−31−0737)

それでは皆様のご参加、心よりお待ち申し上げております。

 
お礼と感謝 ワークショップのこと
この度は、アニカのジュエリーワークショップにご参加頂きました事心より感謝しております。
両日とも皆様と有意義なお時間を過ごさせて頂いた事嬉しく思います。
サプライスで講師のアニカさんがスウェーデンの民謡をバイオリンで弾いて下さいました。
次回のワークショップは6月にスウェーデン作家ブロールさんを招き、白樺籠のワークショップを行います。
後日、日時や制作物はお知らせさせて頂きます。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
オリジナルノートのこと
デザイン事務所 アトリエ タイクさんと共同でオリジナルノートを作りました。
1900年代に作られた輪転印刷機によって、ナチュラルピグメントで印刷した壁紙を使ったノートです。
店頭で是非お手に取ってご覧下さい。

壁紙の輪転印刷機“ロゼマシーン”は、19世紀後半のパリ万博で、最新技術として発表されました。当時の印刷技術では6色までしか印刷できなかったのですが、このロゼマシーンは8色まで印刷を可能とし、万博で発表されたバラ柄の壁紙は、まるで本物のバラのようだと当時の人々に賞賛され、大きな金属の体には見合わない「ロゼマシーン」という愛らしいニックネームをつけられたのでした。

1960年代に入ると、より正確な印刷を大量に安価に製造することが壁紙にも求められ、工芸要素の強いロゼマシーンは役目を終えることとなります。それから時を経て、古い輪転機を探していた壁紙印刷工のミカエルはフランスの廃業した壁紙会社を訪れていました。壁紙会社の横には廃園した植物園があり、園内には忘れられた大きなガラス製の温室の中に動かなくなったロゼマシーンが蔦に絡まれ静かに眠っていました。ミカエルはロゼマシーンをスウェーデンに持ち帰り、彼の膨大な輪転機コレクションで壁紙の生産を始めました。

“ロゼポムンダル”のノートはこのスウェーデン老舗壁紙メーカーLIM&TRYCK ABの壁紙を贅沢に使用しています。輪転機独特の凹凸とたっぷりと載せられたミネラルピグメントの香りと手触りは、古い図案をただ印刷しただけの商品とは異なり、印刷機、紙、インクなど全て当時の材料、技術を使用したこだわりによるユニークな表現です。

ANNIKAさんのワークショップ
先日、お知らせさせて頂いたワークショップで制作するブレスレットの写真が
講師のアニカさんから送られてきました

トナカイの革に紐状の錫と銀の合金を編み込むジュエリーです。
ボタンはヘラジカの角から作られています。

ご参加ご希望の方は
お電話0267−31−0737 営業時間10時から18時まで
メール info@sunagadesign.com
までご連絡を頂き、ご予約下さい。


4月19日(日曜日)と20日(月曜日)のどちらからお選び頂けます。
時間は13時から16時まで
ハルニレテラスNATURで行います。
授業料(材料費込)は7000円〜
制作するデザインによって異なります。



 
カートさんの籠 のこと

カートさんの作るパイン材の籠は材料の選択が
出来上がりの良し悪しに大きな影響を与えます。
それは、パイン材の色や形を指すのではなく、
その木が素直であるかどうかで決まるそうです。
木の性格を知るには特別な方法があると
まるで子供が秘密を打ち明ける様に籠作りの名人カートさんはこっそりと教えてくれました。

 
「パインは切らずともその木の性格を知ることができる。」
 
素直なパインの木は、ナイフで1cmほどの幅で帯状に松の繊維をはがすと
まっすぐに繊維の形状を保つか、少しだけ左に曲がります。
それ以外のパインの木は、右周りの螺旋状を描くそうです。
素直な木は全体の数パーセントでしかないのだとか。
森に入り、1本ずつ素直な木を探すのが、籠作り最初の行程です。
 
「素直なパインの木に出会うのは幸運ことだ。」
 
素直な木に出会ったとしても伐採後実際使用できるのは、
わずか枝が生えていない地上1mから上、長さ2mの部分のみ。
その丸太をさらに半分に割り、もう1度半分に割るとその木口断面はイチョウ型となります。
さらに木材の中心部から3割程度を割り裂くとちょうどバームクーヘンを4等分した形状になります。これが準備の第一段階。
その後小川にその木材を最低半年間沈ませます。
小川のそこには何本もの木材が籠に成るのを待っています。
十分、小川に浸かった木材を取り出し、
年輪と直角方向に5mm幅で切断し板材を作ります。
その板材の年輪と年輪の間にナイフを入れて、
切り裂くと表面が夏の年輪、裏側が冬の年輪という特殊な帯状の木材が出来上がります。
この切り裂く作業段階で、松の性格が素直でないと
綺麗に年輪毎に切り裂くことができないそうです。
夏冬を両面にもつ帯状の木材は、粘りがあり、割れることがありません。




 

 このように、籠製作には、実際に籠を編む作業よりも、
むしろその下準備に多くの時間が割かれるそうです。
さらに、籠細工に適した材料が見つかりづらい現状も重なり、
この種の籠を編む人はカートさんのみとなってしまいました。



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