帰国、そしてコンテナ到着、それからマリアンヌなどの作品 のこと


こちら軽井沢は数日続いた寒風のおかげで
木々の葉はすっかり秋色となりました。
自転車でかけ抜ける畦道を見上げれば、すっかり高い空に
トンボが飛び交っております。

旦那さん、昨晩無事に買い付けより帰国致しました。
今回は新しい作家さんの出会いや、すてきなアンティークにも
巡り会ったそうです。
今回の品はまた数ヶ月かけてデンマークから海を渡り
ここ、軽井沢に到着します。
そしてそして前回分のコンテナが今週末、到着となりました。
帰国して早々で旦那さんにとっては大仕事ですが、
買い付けた品々を皆様にご覧頂けるのは何とも言えない嬉しさも。

そして空っぽで出発したトランクには皆様に早くお見せしたい品を
一杯に詰め込んで帰ってきてくれました。
マリアンヌの作品達もその一つ。
実際にお見せ出来るのは今週日曜日からかと。


写真は知り合いのディラーさんが紹介してくれた近所の人の素晴らしいお庭だとか。
こんな場所で過ごす時間はどう流れるんだろうか。
素敵ですね。
おもちゃ のこと



最近、チッチは絵本と実体の関連性がみえてきたようです。
そこで家中の動物を集めた結果、
スウェーデンのお馬さんに、アンティークの熊や羊などなど。



今までは単体で飾ってましたが
集めてみたら可愛くて。
勿論、そばから床に落としていますが・・・・。
でもいつかはヒヒ〜ンと遊んでくれることを祈って。

 
感謝 のこと
絃君こと、チッチ君(家では一番チビなためチッチと呼ばれております 笑)。
8月の末で無事に1歳をむかえることとなりました。

今思えば・・・です。
1週間の入院期間を経て、助産師さんと共に私の産後養生を
固く約束した旦那さんは、自宅に戻ってからも
仕事に家事に私達のお世話とまさしく日夜、
目の下に隈をつくりながらの孤軍奮闘。
そんな中、私はといったら初めての出産に
産んだばかりのチッチはまさしく宇宙人のごとく
未知な存在でして、あまりの分からなさっぷりに
泣いてばかりの毎日。

ああ、本当に二人三脚の生活がスタートしたと思うばかり。
ん・・・二人三脚?・・・いいえ、前言撤回です。
三人四脚、四人五脚・・・どんどん増えていきます。

お店では多くのお客様に日々、
優しく声を掛けて頂き、気遣って頂き
スタッフさんには支えられ、
地域では保健士さんに見守られ
何かあれば助産師さんが相談にのってくれ、
スーパーや馴染みのカフェへ行けば
優しくむかえてくれる。

核家族が進む今の時代ですが
80代のおばあさまに言われました。
子供は人類の宝!だから、みんなで育てていけばいいのよ、と。
いつも甘えてすみません。
でも、でも
皆様、いつも本当に本当に、本当に有り難うございました。

チッチ、1歳のお礼と感謝になります。







 
「手紙のある暮らしー手書きだからこそ伝わる大切なことー」 のこと


この度、マイナビ出版さんより刊行されました、
「手紙のある暮らしー手書きだからこそ伝わる大切なことー」の中で
取材をお受けしました。

20代はじめ渡欧したものの、
慣れない生活に孤独と興奮が入り交じった不安定な毎日、
そんな時に届く家族からの手紙。
旦那さんと出会ったばかり違う町に住みつつも交わした
若かりし頃の恥ずかしくも懐かしい手紙。
店舗を構え、買い付けにスウェーデンを訪れる度、
カフェで筆をはしらせ送ったお客様への手紙・・・。

恥ずかしいやら赤面ものですが、ご一緒させて頂いた
皆さんの手紙への姿勢を感じる度、
昨今のネット時代だからこそ、大事な手紙の意味を知るきっかけとも
なりました。

もしよろしければお手にとって頂ければ。
 
MARIAのしごと展 のこと


マリアはスウェーデンでの大学時代の同級生でした。
そして彼女の息子さんは私と同じテキスタイル学部の後輩。
マリアは陶芸学科、私はテキスタイル学科と学部は違うのですが
スタジオはお隣同士。
時々、同じ課題を通しては会ったり、カフェテリアでたまに話したり。
彼女は年齢も上だったこともあり、他の学生の中でも常に落ち着いて
後ろの方できりりとした強い目線で物事をみている印象でした。

ヨーロッパ人には珍しく小柄なマリア、短い前髪でいつも後ろにひっつめて、
作業用エプロンを羽織ってはスタジオを行ったり来たり。

それから何年後か。
素敵な作品だと思い連絡をとったらあの、マリア。
こんな作品を作っていたんだ!と驚き。
鉛筆で描いたような線に少し歪んだ形態。
盛った食材をアーテスティックに演出してくれるそんなお皿。
いつか、このお皿で枚数を揃えよう、そう思った作品でした。

それからまた何年後かの今、9月20日よりマリアの新作展を致します。
マリア自身も来日し、初日、2日目と皆さんにご提案出来ればと思います。

新作作品は17点のみ。
皆様のお越し、マリアとともに心よりお待ち申し上げております。
 
炭竃 和子さんのデンマーク刺繍の作品 のこと


誰もが感嘆のこもった溜め息とともに
手にとって下さる作品があります。

それは炭竃 和子さんのデンマーク刺繍の作品です。

最初に炭竃さんの作品を見せて頂いたとき
その完成度の高さに本当に本当に驚きました。

丹念に丁寧に、ひと針ひと針交差する淡く美しい色の集合、
狂いがない正確さ・・・それなのに片苦しさは一切感じられず
手に取る人々を感嘆の溜め息に導いてくれる、
そんな素晴らしい作品なのです。

刺繍のように北欧の手仕事の歴史は
とても深いものだと聞いています。
当時は生活を支える大事な技術として
暮らしのために必要なあらゆる品々、
家具や食器や農機具などを手作りし、
その技術と共に親から子へ受け継がれていったそう。
そして生活装飾としても
刺繍やレース編みなどの手仕事は家を守る女性達の手によって
屋内を美しく飾るためテーブルクロスやベットカバー、
クッションなどに施され伝えられていったのでしょうか。

きっと当時の女性達は、家族が寝静まるある一夜、
ソファーに身を沈めてひと針ひと針、糸を重ねていったのでしょう、
喜ぶ家族の顔をおもい。

炭竃さんの制作工程は、想像以上に大変な仕事量かと・・・。
それなのに、そんな背景は一切感じさせず、見る人を温かい気持ちに
してくれるのは、本来あるべき当時の手仕事の意味なのかなとも、感じます。

そんな素晴らしい炭竃 和子さんの作品、一人でも多くの方に
ご覧頂ければ幸いです。また次回作も少しずつご紹介出来ればとおもいます。










 
8月のこと
8月・・・、多くのお客様にご来店頂きました事、
改めてお礼申し上げます。


またありんこ菓子店さんの販売に関しましても
8月一杯のみとなりますで、この度終了とさせて頂きます。
お問い合わせ頂いた皆様、実際にご来店頂いたお客様、
そしてありんこさん、本当に有り難うございました。
また時期を改めご提案出来ればと願っております。

なかなか不安定なお天気の毎日ではありますが
9月もここ軽井沢で皆様にお会い出来る事、心から
お待ち申し上げております。

 
8月ありんこ菓子店さんのスウェーデン菓子イベント のこと


暑い毎日、皆様、如何お過ごしでしょうか。
こちら軽井沢も昨年同様30度近い酷暑となっております。

さて、そんなうだるような毎日に嬉しいイベントのお知らせとなります。
ありんこ菓子店さんより8月いっぱいありんこさん流スウェーデン菓子が届きます。

お一人での制作のため日にち、個数は不定期となります。
何卒、ご了承下さいませ。
試作を一足先に食べさせて頂きましたが、すっごい美味しかったです!!!



 
舞台のお知らせ のこと
今年はながい、ながい梅雨だった軽井沢。
7月を迎えてもまだまだ雨は降り続き、空いた時間を見つけては
コインランドリーに大量の洗濯物を抱え込むばかり。
何だか去年とはまるで違う夏にちょっと拍子抜けです。

そんなある日、突然ですが新潟に行ってきました。

りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館を拠点に活動する
日本初の劇場専属舞踊団Noismのプロジェクトカンパニーよる
9月公演の舞台のお仕事をさせて頂く事となりました。

旦那さん、泊まり込みでの制作でしたが
とにかく、とにかく絃君に海をみせたいと・・・。


海の方角へ車を走らせること30分。
風にのる潮の香りを頼りに、期待感は1秒1秒と上がりつつ、
「あっ!」と発した瞬間、目の前には砂浜、そして海。

勿論、ちょっと早すぎる季節だったので
賑わいは皆無で、ただただ、ざばん!ざぱん!と波は引いてはもどる音。
ただただ広大に広がる海を目の前にする感動は何とも言えず。
毎日こんなにも広く雄大な景色を目の前に過ごす人々の
暮らしってどんな心持ちになるんだろうと・・・と。
山の子の私達。いつか海のもとに暮らしてみたいなあ、とも思ってしまいます。

舞台は1日公演となりますが、是非、お近くでしたら
観て頂ければ有り難く思います。

Noism0 ノイズムゼロ
『愛と精霊の家』
2015/9/4[金]19:00
*終演後アフタートークあり 金森穣
会場  りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 〈劇場〉
水と土の芸術祭2015参加作品






 
夏至祭

買い付けから戻ってきました。
丁度スウェーデンの夏至祭に参加する事ができました。
雨が続き、寒い夏のスウェーデンでしたが
夏至祭のメインイベントであるポールを立てる数分観だけ
雲の合間から太陽が顔をだしてくれました。
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