煤の町
 ELLE STAR BLOGにて
「  煤の町 」
を更新しました

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エステルさんのこと
 


彼女はとにかく笑顔が素晴らしい。
話しかけると、幸せが顔一杯に表現されるような笑顔を
みせてくれます。彼女の笑顔に誰もが魅了される。
もちろん、私達も存分に彼女に魅了されてしまいました。

そんなエステルさんの作品はどこか情緒的。

それは彼女のバックグランドにあるのかもしれません。
スウェーデン人として異国に生まれ育ち、いろいろな国を
家族とともに渡り暮らし、今、スウェーデンに戻り工房をかまえました。
日常生活をおくる中で、普段、人々が目にしないものを見てきて、
経験し味わい蓄積し、それを作品に丹念に描く。
そこにはどこか伝えきれないメッセージがあるようで
一括りに「皿」とは表現できない何かを感じます。

エステルの作品は限定販売とさせて頂きます。
また春ごろには、新作もご提案できます。

皆様のお越しを心からお待ち申し上げます。
ダニエルさんのこと
 

ある日のこと。
NATURでお世話になっているスウェーデン人作家さんから、
紹介したい若手の作家さんがいると連絡を受けました。
折しも、スウェーデン滞在中。是非!とお返事し、翌日車をとばし、その街へ。

頂いた住所の紙を握りしめ工房にお伺いすると、
私たちを待っていたのがダニエルさん。

所狭しと並べられた針金の虫や蝶。
今にも高い高い空を目指して飛び立とうとする躍動感。
針金一本というシンプルな方法で虫や蝶という題材を選び
動きを与えながら表現するダニエルの作品には惚れ惚れでした。



ほかには鋳造の作品も。
このクワガタも一目ぼれです。

ダニエルの作品は23日から店頭にて販売しております。
皆様のお越しを心からお待ち申し上げます。
春とお菓子のこと
 


2月もそろそろ終わる頃、道路のへりに残る雪を横目に、
上を見上げれば、抜けるような青空が春を待ちわびたように
燦々と暖かな日差しを降り注ぎます。

軽井沢の春も、もうそこまでです。

写真のお菓子はスウェーデンの伝統菓子semla(セムラ)。
2月頃に出始める期間限定菓子。
この菓子が街角でみられる頃、長いながい、暗いくらいと思っていた冬が
もうそろそろ終わりになるよ、と知らせてくれるようで
沈んだ心を春の期待で胸いっぱいにしてくれるかのようでした。

今日、二人の新しい作家さんの作品が届きました。
なんだか、春を運んできてくれたかのように、清々しい気持ちにしてくれました。
母のこと




お仕事を頑張れば、頑張った分だけは
どうしても疲れてしまいます。
そんな日は、日常のことが
存分に面倒になってしまいます。
食事を作るとか、食器を洗うとか、あれするとか、これするとか。

そんな日は「ダメダメな日」と名付けられ、
軽井沢スーパーツルヤにて
お惣菜に缶ビールを隠し隠しカゴに押し込み、
レジに並びます。
それでもやはり、舌と体は知っている人が作ってくれる
味に飢えており、並びがてら携帯で電話してしまいます。
そうです、母に。

「すいませーん。忙しいのは十分にわかってるのですけどー・・・」と、
長々意味のない前置きを伝えてお願い致します。
救援物資という名のお食事を。

母は30年今も現役で働いております。
しかし、母は大の料理好きで、しかもその腕前は
素晴らしく上手なのです。

主人には「そんな時こそあなたが作っておくるべきでしょ。」と
正論を言われるのですが、「いや、大丈夫だよ」と
これまた意味のない返答で場を濁します。

梅干しは、母方のおばあちゃんこと、ばっばが作ってくれたもの。
白菜のお漬物は、ばっばが母のために漬けて福島から送られてきたものを
母が私のために漬けなおしたもの。

ミカエルのこと
 


正直に言いますと
ミカエルさんの工房を初めて訪れた時、
想像していた人物像とのギャップに
心底、驚いてしまいました。

ハードロックが遠慮なく大音量で流れる
工房の中を、作業着に身を包んだミカエルさんが
颯爽と軽快に作品を手掛けていきます。

ブラックユーモアーに溢れ、どこかシニカルな表情を
感じさせる飄々とした彼の作品は、
私の感じたギャップを大歓迎しているかのようでした。

そして私はというと、そのギャップを見事に
裏切ってくれたことに、嬉しさが溢れる
ばかりでした。

今回の旅で彼の作品を再度選ばせてもらい、
20日から新作としてご提案致します。

皆様のお越しを心からお待ちしております。















 
「 Stockholm Furniture fair / 新作KOKKO」
 ELLE STAR BLOGにて
「  Stockholm Furniture fair / 新作KOKKO」
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鳩車のこと
 


仕事とはいっても必ず、遊びの時間をいれてしまいます。
わざわざ車を止めて街を歩いては
どうせ口にいれるなら美味しいモノを、
どうせ見るならいいモノをと、
欲求のまま制限時間存分に歩き回ります。
とある工芸屋さんで、野沢温泉の伝統玩具鳩車を
見つけました。しかも特大。
野沢温泉で購入しようと心に決め、これまた2年。
どうしよう、どうしよう、と散々迷った挙句、
「今日の記念ってことで」と
落ち着きました。

丹精に編まれた鳩のフォルムは昔話の
境界線のような存在感があり、部屋をユニークに
彩ってくれます。

長野に移り住んでうれしいことは
こういった伝統と言われる歴史が軽やかに
日常に感じれることでしょうか。
赤い傘のこと
 

長野市にある、あの有名な傘屋さんを
訪れました。
道に迷い迷い、何人かの方にお聞きして
やっと辿り着きました。
心高まる気持ちを抑えつつカタカタと
ガラスの引き戸を押し開けると、
そこには傘が床から天井まで所狭しと
差し人を待つかのように並べてあります。

「ごめん下さい。」
お声を掛けると奥から
「はいはいははい。」と
元気なお声が返ってきます。
そうです、この方がご主人でもあり、職人さん。

お話上手でお勧め上手。
でも2年間も傘を探して、探して
待っていた私にとっては至福の時。

色々見せて頂いていたら、
一本、レースで縁取られた紺の
小さな小さな傘が目に入りました。

「こちらは古いものですか?」
何気なくお聞きしました。
「こんなの博物館もの。だめなの、だめなのこれは。」と、
言いつつ見せていただきましたが、
御主人様はポロリとおっしゃいました。
「若いお嬢さん達にはこんな古いほうが良いって、可愛いっていうんだ。
でも、わかんね。だってオイラは今でもいっーぱい新しいのつくってんだ。」

感激というか、衝撃というか、感動というか。
言葉を失ってしまった私たちにご主人は続けます。

「昔のはね、傘の骨の部分を3か所留めしてたんだ。
もちろんこれが普通。でもそれじゃ長く使ってもらえないから、
今は5か所留めしてんだ。生地も端っこみてごらん。
周りは普通、ミシンで仕上げるけど、それじゃ弱いしきれいじゃないから
ミシンで仕上げる必要がない上等な生地を使ってんだ。
ほら、きれいでしょ。」うんぬん。

最後にこう付け加えて下さいました。
「10年後壊れたらまた、その傘みてやる。
10年は安心してつかいな。10年後ね。」と。

私にとっは予想以上に値が張る傘となりました。
それでも2年は探してきて、うまくいけば
10年使える上等な傘に出会ったのです。
そして何より、御高齢という年齢でもありながら
作り手さんは長い間、試行錯誤しながら
納得のいく傘を作られ、これなら10年は大丈夫という、
一本の傘を作られた。

たとえ、たとえ、10年使えなくてもそんな過程が
一本のこの赤い傘に込められているならば
それは使い手にとって極上の宝になると
思いました。

私たちのお店はこうなれるかな。
一本の赤い傘が心を熱くしてくれました。







お店のこと 小銭いれ
 


スウェーデン、ノルウェー、フィンランドをまたぐ
地域で昔から作られてきた伝統工芸品の一つ、トナカイの皮で
つくられた小銭いれ。

一枚の皮を花弁の形に切断し、立体に折り畳み作られています。
手に取るたびにその形の美しさと、技法の明快さには
惚れ惚れとしてしまいます。

女性のお客様にはもちろんのこと、
男性のお客様にも喜んで頂けるお品は
ないものかと日々考えてた時に
この品のことを想いだしました。

実はこれ、主人がスウェーデンに居た時から
ずっとずっと使い続けていた小銭いれ。
友人男性にもとても人気な品だったため
今回は、少量限定となりますが
ご提案となります。

お色はブラウン一色のみ。
9個のみという微妙な数で申し訳ありませんが、
こちらも店頭販売とさせて頂きます。

14日から15日にかけて店頭に並べさせて
頂きます。
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