ガラスの中の蜘蛛 のこと
 
NATURオリジナルの作家 ダニエル。
小さな昆虫や草花を針金で制作します。

ダニエルの針金作品は繊細な動きとともに
どこか凛とした佇まいを感じさせます。

私達が一番最初にダニエルの作品を
購入したのはこの大きな大きな蜘蛛。

一日、一日と過ぎる事で増してくる
針金の錆を美しく感じます。

昆虫は正直、苦手で
「気持ち悪い」という感覚も頷けます。
でも、その「気持ち悪いと美しい」の境界線。

それがダニエルの作品。

大きな蜘蛛は数量限定ですが7月後半から販売致します。




カッレのお皿 のこと
 
スウェーデン人は日本人の気質にとても近い、
と表現されることをよく、耳にします。
カッレにはとくにそのこと強く感じます。

カッレにはNATURオリジナルとして
制作してくれている作品達があります。

ところが、
釉薬を試行錯誤しても上手くいかなかったり、
窯から乾燥させている時に何らかの理由で皿が割れてしまったり、と
なかなか難しいのが現状。
それでもいつもいつも、一生懸命に
つくってくれます。

カッレから届く便りには、
作品を送る期日が間に合わないことや
私達の注文通りの枚数が制作出来ないことなど、
最後に「ごめんね」と添えられます。

けれど決して彼から「できない」という言葉は
聞いた事がありません。

だからこそ、私達はいつまでもカッレの作品を
待ちます。

勤勉で実直な職人気質のスウェーデン人、カッレ。
カッレとのやり取りは、いつも忘れかけていた何かとても大事な事を
おもいださせてくれます。


ところで、カッレから嬉しい報告が。
今年、スウェーデン国内のミシュラン獲得レストランで
彼の作品群が採用されることとなりました。

嬉しいね!!
清々しい職人さん のこと
 
「清々しい」という言葉が一番似合う人。
ずんぐりむっくりな愛らしいお姿に
いつも優しい笑顔、そして何よりも確実で誠実なお仕事。

難しくややこしい注文に恐縮するばかりの私達を
「いつも勉強で刺激だから。」と言って下さるその職人さん。

ああ、この人につくって頂けて本当に良かった、
そう、おもいます。


製図とスケッチ片手に半日かけて軽井沢から車を飛ばし、
何時間も試行錯誤しながらつくって頂く一枚の皿。
目の前であーでもない、こーでもないと言いながら職人さんが挽いて下さる。
ミリ単位で試作を何枚も仕上げて下さり、自宅に帰宅後、
使い勝手を確認するため何度も我が家の食卓を彩るその一枚。

それがいつしか皆様の食卓で使われる日を夢見て。


7月半ばから販売開始となります。

どうぞよろしくお願い致します。












愛らしい姿のバック のこと
 
スタイリッシュなバックにも断然、
魅力を感じますが、スウェーデンのアンティーク屋さんで
あるバックを見つけるとどうしも、
そんな気持ちがかき消されてしまいます。

そのバック・・・。ずっとずっと今は生産されていないのかと
思っていたら、さすがは旦那さん、見つけて参りました。

そして会ってきました!

スウェーデンの鉄道員の財布やバックを作り続けている工房。
今は、時代はかわり警察手帳を作っているそう。

そこで今でも作り続けているバスや鉄道員用のバックがあります。
肩から下げるそのバックには何とも言えない
愛らしい形に、金具の選び方。
これに大胆な柄のワンピースなんて合わしたら最高に素敵じゃないかと、
オリジナルでハンドバックを作ってもらいました。





なんだか魔法がはいってそうなハンドバックとなりました。
映画に恋をする ということ 
 
小さな商店街に一軒だけあった、
小さなちいさなビデオレンタル屋さん。

幼少の頃は気にもとめなかった、そのビデオ屋さんに
初めて訪れたのは中学生も半ばの頃。

天井一杯、壁一面にうずたかく乱雑に積まれた映画ビデオ。
乱雑さの中にも店主こだわりの規律性を感じさせるような
何ともいえない緊張感があり
その小さなちいさなお店に不釣り合いなほど
大きなおおきな体の店主一人、
事務机と古びた椅子にその体を押し込め、
いつもふらりと立ち寄った者を出迎えてくれました。

子供に対してさえも愛想の欠片も見せないその店主は
なぜかビデオ屋に漂う
異様な緊張感と威圧感にまごつく私を見ては静観し、
一本、また一本と借りる映画からいつしか、
「次はこれ観れば」と
手渡される映画ビデオを通して一言ふたことと、
言葉を交わすようになりました。

「何か面白い映画はありますか?」
軽い気持ちで聞いたある日。
店主は新聞から目をあげると
ひと言、「何でも観ることだよ」
と返されました。

そうしたら大事な一本の映画に出会える・・・そう
言っていたのかもしれないと思ったのはこの映画を観た日。


「ビル・カニンガム&ニューヨーク」
何だか人生の指標になるような愛すべき映画でした。



















軽井沢の夏 のこと
 

猛暑・・・という言葉よりも、
酷暑・・・という表現をよく耳にする今年の夏。

皆様、如何お過ごしでしょうか。
こちら軽井沢も珍しく30度を超える毎日。
それでも朝夕は微かに、肌を滑るような涼しい風が
昼間の暑さを一瞬でも忘れさせてくれます。

暑い、暑いと不平を漏らしつつも
自然と体は、澄みきった青空に輝くような芝生を
求めて外へ外へとむいてしまいます。


今週末から始まる3連休。
NATURの営業時間は土曜日・日曜日・月曜日と
朝9時から19時までと変更となります。

皆様のお越し心よりお待ち申し上げております。




お店 のこと
 
肌がやけるような真夏日の日もあれば
ヒタヒタと降り続ける雨に冷え込む日もあったりと
体調を整えるのが中々難しい毎日、
皆様如何お過ごしでしょうか。

元気がでるような赤と清々しい夏の青を中心にかえてみました。
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週末はハルニレテラスにてマルシェも展開中でございます。
皆様のお越し心よりお待ち申し上げます。
時間の隙間 ということ
 

母と父は夫婦二人でかれこれ30年以上、
築地市場で運送業を営んでまいりました。
築地に休みがない限り、というほど、忙しい現場の中で
母は若い時から抱っこにおんぶ紐を駆使しながら、
4人兄弟の私達を育ててくれました。

母はそんな目まぐるしい毎日の中でも、
わずかな時間の隙間をどうにか見つけるかのように、
自転車なら前と後ろに幼子を乗せペダルを踏み込み、
タクシーなら口を尖らす子供達を諭しては飛び乗り、
お店やギャラリー、美術館、劇場にと足しげく通っておりました。

落ち着きがなく、モノを壊すからと叱られる幼い私は、
ウィンドーの窓越しから、
ほんの10分、30分という限られた時間の中で
一つの器や一枚の布を大事そうに手に取るたびに、
まるで息を吹き返していくかのように見える母を見つめ、
早く家に帰りたいと一心に願うばかりでした。

今、一応ではありますがいっぱしの大人になると、
このことがどれほど難しく、そして何より大切なことだと気付く毎日であります。

今回、主人が家具デザイナーとしてお手伝いさせて頂きましたNoismの舞台、
新潟公演、神奈川公演を無事に終えるとともに、「観る」ことの
意味深さを感じずにいられませんでした。
そんな漠然としたおもいに包まれた中、
母が中学生だった私を連れて観た思い出深い舞台、
カンパニー・フィッリップ・ジャンティーが今年度来日し、
40周年記念としてパルコ劇場で公演さるということで観に行って参りました。
10年以上経って、主人とともに観たフィッリップ・ジャンティーの舞台は
自転車にまたがり疾走する若き日の母が、毎日という日常から何を見出していたのか
それを体感するかのようでした。

そして同時に、その姿を追うように、重ねるように思いました。
NATURを訪れて下さるお客様お一人お一人の大事な大事な時間の隙間、
その隙間の中で、NATURとして、私達として、
大切な何かをお探しするお手伝いが出来るようになれば
それが店舗としての本望なのかもしれない、そう考える一日でした。


















暮らしのおへそ別冊「暮らしを、整える」 のこと
 

皆様、いかがお過ごしでしょうか。
梅雨の知らせもどこへやら、軽井沢は連日のように
いいお天気に恵まれております。
今日も千ヶ滝まで配達に出掛けましたら
森中が小鳥の鳴き声や虫の声に包まれておりました。
上の木々を見上げると、梅雨よりも先に夏がもうそこまでと、
感じる程。

さて、お恥ずかしながら掲載のお知らせをさせて下さいませ。

今回、主婦と生活社さん刊行、暮らしのおへそ別冊「暮らしを、整える」にて
主人共々、お話をさせて頂きました。

とてもとても素晴らしい本で、その一ページでお話させて頂いた事
本当に感謝しております。
もし、よろしければお手にとって下さいませ。

それでは。









お礼と感謝 のこと
 

5月25日から6月2日まで行いました、
作家 小松まり子さんの展示会、期間中には
多くのお客様に御来店頂きましたこと、
心よりお礼申し上げます。

本当に、本当に有り難うございました。

皆様の温かなお言葉や応援、作家共々
深く深く感謝しております。
本当に、本当に有り難うございました。

そして、そして次は・・・。
ありんこ菓子店さんとご一緒させて頂く、夏のお菓子展を
NATURにて企画中でございます。
こちらも皆様に喜んで頂けるようなイベントになるよう
取り組んでいきたいと考えております。
日程等の詳細が決まり次第、ホームページ、DM等で
お知らせさせて下さいませ。

それでは失礼致します。





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