感謝とお礼 ありんこ菓子店さんとのイベント のこと
 
この度、8月の一ヶ月間行いました、
ありんこ菓子店さんのイベント、
多くのお客様に御来店頂きました事
心より深く深くお礼申し上げます。

不慣れな事もあり、皆様にはご迷惑を
お掛けした事も多々あったかと思いますが
皆様のご理解、ご協力のもと、
無事にイベントが9月1日をもって終了致しました。

本当に有り難うございます。

またありんこさんにもこの場をお借りして
改めてお礼申し上げます。
有り難うございました。

皆様に本当に喜んで頂き、早速ありさんとも
今度は冬の企画を・・・です!

皆様に喜んで頂ける企画をこれからも
ご提案できるように・・・。

それでは。

須長

ストックホルム のこと5
 
あっという間のスウェーデン滞在。
最後のミーティングは、NATURでも
お馴染みファッションブランドの
デザイナーさん達のスタジオで。

今回、初めてお会いしたデザイナー
アンナさんのスタジオもそうでしたが
私がお会いする方の多くのスタジオは
見渡す限り男子の姿は皆無で、
美しく朗らかな女性達が清々しく働いております。


でも可愛いのは、やはり女子だからこそ。
年齢や役割に関係なく、やんややんやと
仕事しながら会話は脱線し、脱線しながら仕事をしで
一緒の空間にいるだけで本当に元気がもらえます。
ワーキングウーマンといえども
頑張りすぎないところがスウェーデン女子の素晴らしさと、
一人クッキーを頬張り、入れ替わりたちかわる会話に耳を傾けては、
仕事はいつ再開されるのかと・・・。


秋冬コレクションは8月の最終週からNATURにてご提案予定。
春夏は2月頃を目処に準備してもらいます。
いざ、再度、コレクションの確認をしてしまうと、
全て素敵すぎて、またまた頭を抱えてしまいます。

今期の彼女達の舞台は「バウハウスの学生達」をイメージしたコレクション。
当時のクラシックさに、若さが残る画学生のような風合い。

どうか皆様お楽しみにお待ち下さいませ。


荷物の整理も一息ついたところで、日本から持参したカップラーメン。
久しぶりの外食続きでちょっと胃疲れ。
ご飯を炊いて、お魚焼いて・・・。もうすぐ、日本ですね。

お盆期間中には多くのお客様に御来店頂きました事
心から感謝しております。
帰国後、少しずつではありますが皆様にまた新しいお品を
ご提案させて頂きます。
少しでも喜んで頂ければ幸いです。


ストックホルム のこと4
 
夫婦二人で営む小さな店舗にとって、
大きな会社さんとのやり取りは
私にとっては日々勉強であり、難しい。
先方さんが提示する条件と
店舗として受け入れられる範囲の
折り合いをどうにか模索したく、
一つ一つ会話を重ねます。

しまいには、
だ〜か〜ら、それは無理なの!
というふうに、地団駄踏みたい気持ちに。

やり取りの中で
自分自身の経験の浅さや
知識の足りなさを痛感しては
あ、こう話せばよかった。とか、
ああ、こんな言い回しがあった。とか
あああ、この単語使えばもっと伝わったのに。と、
会社をあとにする足取りは重くなるばかり。

そればかりか、ヨーロッパ人の中に入ると
日本人の私はとくに幼く見られてしまい、
帰りがけには、
ま、これ持っていきな。と
キャンディーやらお菓子やらでバックの中は一杯に。
もう何だかな・・・と、
一粒、口にほおりこんでは複雑な気持ちで歩き出す。

そんなある日。
お世話になっている会社さんに日本からお土産をもってご挨拶に。
いつも担当して下さっているフレドリックさんは不在とのこと。

「ああいいの、いいの。挨拶したかっただけだから」
と帰ろうとする私に別の担当の方が
「あっ!待って。今日、彼の母親が来ているから。あ、お姉ちゃんもいるの」と
続々扉から彼の家族が。
「あなた達の荷物はいつも彼女達がケアしてくれているのよ」と。

ご高齢な彼の母親はお姉さんに支えられながら、
胸に手をあて、言ってくれました。
「あなたのことはフレドリックから聞いてるわ。いつもありがとう!」って。

正直、こんな言葉を掛けてくれることに驚き、
胸が熱く涙が溢れそうになりました。

そして同時にしっかりと心にこみ上げてくる
おもいがありました。

私達は彼らの大事な大事な商品を託され、
私達の大切な大切なお客様にお届けしているんだ、と。

彼らの品は遠くスウェーデンから海を渡り、
会える事はないお客様ではあるけれど
彼らは私達と共に、そして一緒に、
大切なお客様へお届けしているのだと。

いつしか、会社を会社として捉えていた自分を心底恥じました。

大切なお客様にもっともっと彼らの大事な品をお届けしたい。

気持ちはシンプルになるばかり。
自分の本当の意味での幼さを痛感しつつも、
前へ前へと、進む気持ちが今まで以上に
芽生えた事に感謝する一日でした。




今日の帰り道は、特別にアイス片手に。
大人になってアイス食べながら帰るなんて久しぶりです。













ストックホルム のこと3
 

今日は気温21度前後は変わらないものの、
朝から曇り空の中、小雨がぱらつくお天気でした。

日本にいた時は、出張の予定を確認しては、
あらら、余裕じゃない!って
まるで片手団扇のごとく思っていましたが
いざ、現地で行動してみてみると
もう、全然余裕なんてないじゃない!って
髪を振り乱す程、時間と体力の戦いでありました。

お世話になっている会社やデザイナーさんとの
秋冬コレクションの打ち合わせが基本だったため、
今回の滞在期間をかなり短くしたため、
アンティークの買い付けには時間が割けないはずなのですが・・・・。
もう、街中を歩いていて視界の片隅に入ってしまうと、
あらら!これあの方達が喜んでくれるんじゃないかしら!とか
わ!これ、すっごい素敵!とか
むむ!これはかなり貴重だ!とか、そして最終的には
ああ!これは絶対買わなくちゃ!で
気づくと両手一杯で、途方に暮れてしまいます。
というか箱一杯ですね・・・・。どうしよう・・・・。


そんなこんなでお昼はおあずけでの一日だったため、
夕食はなにが何でもここで!と思っていた定食的ビストロレストランに
行ってきました。


オーデンプラン駅の正面にある、Cafe Tranan です。
もう、かなり古くからあるレストランなのですが、
ボリューム満点でお値段も手頃で、地元の人々に愛されるレストランという
感じでいつも満席。
私はここのステーキが大好物で、慰め?として一人黙々と平らげておりました。
元気がでてきたところで、
それでは、また明日もよろしくお願い致します!












ストックホルム のこと2
 

今日のストックホルムは朝から快晴、
最高気温は21度前後とのこと。

旦那さんにはあんなにも忠告されたのにも関わらず、
夏の装いで来てしまった事に改めて後悔しながら
旧市街を歩き、王宮前の橋へ。

それでも日差しの色というか、輝きは
「スウェーデンの夏」そのものでした。


O様母娘との待ち合わせ場所NKデパートへ。
NKデパートからウステルマル駅近辺を散策後、市場で昼食。


2月に来た時に初めて食べた一皿。
一人で唸りながら食したのは、サーモンのマリネの上に
あたたかなマッシュルームクリームソースをかけたもの。
お昼は断然、市場で頂くのがおすすめでございます。

そこからギャラリーショップが立ち並ぶスルッセン駅に移動し、
アンティーク通りがあるオーデンプラン駅へ。

ここでわたしはいったん、お仕事のミーティングへ。
今回の旅の目的の一つでもある、ファッションブランドの
デザイナー・アンナさんに会いに行ってまいりました。
こちらも私が、大ファンで大好きなお洋服で
都会的なハイセンスなファッションとは一線を概し、
彼女の作品は詩的で牧歌的な「スウェーデンの夏の庭」を
イメージさせるような表現方法。
素材もリネンを基本とし、
それはまるで、軽井沢の私達のイメージに
ピッタリとマッチするようで・・・。

初めてお会いする彼女は長身に金髪の髪の毛をきゅっと束ね、
ご自分がデザインしたお洋服をさらりと着こなす
涼しげな印象の方でした。

秋冬物から急遽、スタートさせて頂きます。
皆様に、一足でも早く彼女の一枚をお届け出来れば。

それでは。


ストックホルム のこと
 

成田空港より
飛行機の出発時刻はお昼頃を予定しており、
スカンジナビア航空で
デンマーク・コペーンハーゲンで乗り換え
スウェーデン・ストックホルムへはいります。
12時間程の移動。

いつも真冬ばかりだったため、
人もまばらな印象でしたが
8月も半ば、若者やサラリーマンの人、
団体の方達などで飛行機は満席でした。

前回のときは、ストックホルム便が大幅に遅れ、
市内に到着したのが深夜。
今回はそんなことは無いようにと祈りつつ、
受付カウンターにいくと、成田発の便が遅れるとの事。
なんだかもう・・・って気分でしたが
係のお姉さんが「乗り継ぎは走れば大丈夫!」って
励ましてくれたおかげでどうにか、
ストックホルム便にも間に合い、
昨晩到着致しました。

空港から市内へむかう電車の中、窓から眺める19時頃の
様子はさすがの白夜。
まるで朝日がたった今、昇り始めたような
早朝の清々しさが街を覆っていました。
ゴルフに興じる人やテラスでワインを楽しむ人、友人との散歩など
窓から通り過ぎるその景色は、スウェーデン人の短い夏の憧れを
瞬時に感じたようでした。

さて、今こちらは朝6時。
時差のためか、早朝から目が覚めてしまいました。
今回は本当に珍しいのですが、NATURのお客様でもある
O様母娘がストックホルムにご滞在中。
今日一日だけ日程が私と重なる為、
半日だけではありますが、
私の心もとないご案内でお会いすることに。
軽井沢ではなくまさかストックホルムで、お会いできるなんて
嬉しい限りです。

それでは、またお便りさせて下さいませ。

明日は、NATURでは引き続き、ありんこ菓子店さんの
お菓子ボックスが並びます。
どうぞよろしくお願い致します。










実は明日からスウェーデンに行ってきます のこと
 
暑い毎日、8月も中旬となりました。
皆様、如何お過ごしでしょうか。
連日、多くのお客様に御来店頂いております事、
心より感謝しております。

有り難うございます。

実は、明日8月15日から1週間、
急遽、スウェーデンに行くこととなりました。
秋冬の新しいアイテムを求め、1週間程の買い付け。
夏のスウェーデンは4年ぶりで今から、ドキドキしております。

残暑がまだまだ厳しいであろう9月初旬頃の
入荷を目指し、皆様に少し早い「秋」を
お届け出来れば、嬉しく思います。

店舗は8月10日から18日まで朝9時から
19時までの営業時間を変更させて頂いております。
10日以降は10時から19時までとなりますので、少し早めの
軽井沢をお楽しみ頂ければ。
また今週末も引き続き、ありんこ菓子店さんのイベントとなります。
こちらも合わせて、どうぞよろしくお願い致します。

それではまた、スウェーデンよりお便りさせて下さいませ。





ありんこのしごと 一週目のお礼 のこと
 
8月3日(土曜日)、4日(日曜日)から始まりました
週末限定、ありんこ菓子店さんのイベント。
多くの方に御来店頂き、心より深く深く感謝しております。
本当にありがとうございます。

今週末も、引き続きご提案させて頂きますので
どうぞよろしくお願い致します。

皆様のお越し、ありんこさんとともに、スタッフ一同お待ち申し上げております。
それでは。

8月のありんこ菓子店さん のこと
 
7月も、もう残すところ数日となりました。
ということは・・・、ありんこ菓子店さんのイベントも
もうそろそろ!となってまいりました。
8月3日からの毎週末、ありんこ菓子店さんがご提案してくださる
NATURのためのお菓子のイベントが始まります。

ある日の話し合い・・・。

ありんこ菓子店さんのその小さく華奢な手のひらにあった、
小さく小振りな控えめのノート。
その一ページ、一ページにはありんこさんがNATURのために
幾日も幾日も考えて下さったであろうお菓子のスケッチが
鉛筆特有の柔らかく滑らかな線とともに描かれていました。

「こんなふうに考えている、こうやっていきたい、こうしてみよう」など
ありんこさんのお菓子に対する溢れるようなおもいと言葉とともに
鉛筆で描かれたノートの中のお菓子達は、
色をもち、香りをはなち、味覚を刺激するかのように、私達を魅了してくれました。

私達はありんこさんのその硬質な感性に包まれた制作への姿勢にいつも感動します。

そんなお菓子を8月、皆様にご提案できますこと何より嬉しく幸せに思います。

お菓子はボックスにてセット販売のご提案をさせて頂きます。
中身は乞うご期待でございますが数量は限定となりますので、
皆様にはご不便をお掛けすることもあるかと思いますが
何卒、ご理解頂きますようお願い申し上げます。

それでは。





マリアの鉛筆 のこと

マリアの作品。

スウェーデンを訪れる度、いつもいつも
マリアの作品を手にとるたび、
「何か」心惹かれるおもいがありました。

けれど、その心の中に、もう一歩
踏み出せなかった「何か」を感じるのも事実でした。

「買い付け」といっても、
最後に自分自身の判断材料になるのは
単純明快な感覚、「欲しい」とおもえるかどうか。

流行でもなく、評価でもなく、妥当でもなく、奇抜さでもなく、価格でもなく、
自分が「手に入れたい」と思えるほどの欲求を満たし刺激してくれる
作品に会えたとき、ただただ嬉しくなります。
そう、それはまるで恋するように。


マリアが今年、発表した作品。
今までの「何か」という感覚を一切払拭させるように
彼女自身の感性を率直に感じます。

8月頃、数量限定にはなりますがNATURでご提案予定となりました。

実はマリアは私の同級生。
とはいっても、二人の子供を育て上げ、
母親業が一段落してから大学に進学し、作品を
作り続けた努力家です。しかも、息子さんは私の後輩!
スウェーデンらしいです。

彼女の作品を一枚でも皆様にお届け出来れば、それは
私達の幸せでもあります。

どうぞよろしくお願い致します。














 


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