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母のこと




お仕事を頑張れば、頑張った分だけは
どうしても疲れてしまいます。
そんな日は、日常のことが
存分に面倒になってしまいます。
食事を作るとか、食器を洗うとか、あれするとか、これするとか。

そんな日は「ダメダメな日」と名付けられ、
軽井沢スーパーツルヤにて
お惣菜に缶ビールを隠し隠しカゴに押し込み、
レジに並びます。
それでもやはり、舌と体は知っている人が作ってくれる
味に飢えており、並びがてら携帯で電話してしまいます。
そうです、母に。

「すいませーん。忙しいのは十分にわかってるのですけどー・・・」と、
長々意味のない前置きを伝えてお願い致します。
救援物資という名のお食事を。

母は30年今も現役で働いております。
しかし、母は大の料理好きで、しかもその腕前は
素晴らしく上手なのです。

主人には「そんな時こそあなたが作っておくるべきでしょ。」と
正論を言われるのですが、「いや、大丈夫だよ」と
これまた意味のない返答で場を濁します。

梅干しは、母方のおばあちゃんこと、ばっばが作ってくれたもの。
白菜のお漬物は、ばっばが母のために漬けて福島から送られてきたものを
母が私のために漬けなおしたもの。